紳士理論 Gentleman Theory
客をガチ恋ヤッカイに変貌させない方法
さて、客の「推し」になるにあたって、常に付きまとうリスク。それは、相手が「ガチ恋」と呼ばれる、キャストちゃんと店外で会いたいとか独り占めしたいとか…要は面倒くさい客になる可能性だ。
こればっかりは相手の素質もあるので、こうすれば絶対ガチ恋は発生しない、という魔法の技は存在しない。しかし、防止する方法はいくつかある。今日はそのうちの一つを紹介しよう。
もし、客がおとなしい性格だったり、身なりがよかったり、年上だったり…こじつけでもいいので、「紳士」的要素が少しでもある相手だったら、「○○って紳士だよねー。」と、紳士キャラに仕立て上げてしまうのである。
「ロールプレイ理論」を覚えているだろうか。要はアレの応用だ。相手に「紳士」というロールを与え、そういうところが安心できる、とアピールする。すると、相手はキミに喜ばれるため、もっと「紳士」になろうとする。
結果、「紳士」という特別なポジションを確立することに満足する。一方で、キミに対しては「紳士」的な対応しかできないという呪縛が発生する。結果、ガチ恋に走れなくなるのである。
実は、先の「ロールプレイ理論」に出てきた、お兄ちゃんや親せきのおじさんなどのロールも、結果このような呪縛が発生するという効果がある。だから、与えるロールは「絶対恋愛関係に発展しないものが良い。」わけである。
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