再会理論
Reunion Theory
コンカフェキャスト向け
一度話した客を忘れない方法
「推し」にするかどうかは、まずそのキャストちゃんと接してて楽しいかどうかが重要なことは言うまでもない。しかし、それと同じくらいに重要なのは、どれだけの時間接することができたか、ということだ。つまり、「推し」にするかどうかは楽しさと時間の掛け算で決まる。
しかし、その時間も、相手のことを忘れて「初めまして」と言ってしまったらその時点でリセットである。せっかくその前に過ごした時間はなかったことになるし、相手は自分が覚えておいてもらえなかったことにがっかりすることは間違いないだろう。もし、あなたが、一回話した相手を忘れない素晴らしい記憶の持ち主であるとすれば、あなたにとってコンカフェキャストは天職である。秋葉原の超ベテランメイドさんも、横浜のベテランメイドさんも、名古屋のベテランメイドさんも、全員一度会った客のことを忘れない。だから、彼女達は長く推され続けているのだと思う。
でも、何人もの客を毎日相手にしていて、普通はイチイチ覚えてられないと思う。キミがもしそんな凡人だとしたら、それはもうごまかすしかない。忘れてしまったときのあのビミョーな空気を避けるスキルを全力で磨くのである。
少しでも見覚えがあると思ったら、迷わず、「お久しぶり…ですよね?」と、質問口調で問おう。実は初対面だったとしても、相手はそんなに気にしないもんである。逆に、久しぶりなのに初めましてと言われたときの方が傷つく。
ポイントカードに名前を書くスタイルの店舗の娘は、恥じることなく名前を盗み見よう。名前を憶えていたと相手を錯覚させたら大したもんである。最悪、完璧に忘れてしまっていたら、「友達に忘れっぽいって言われるんですよねー」と、記憶障害キャラを前面に押し出そう。「萌えよりキャラ理論」との合わせ技で、むしろプラスに転換できるかもしれない。
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