萌えよりキャラ理論
-Character over Moe Theory-
コンカフェキャストのコンプレックス克服法
コンカフェのキャストちゃんに、何度か「自分は向いてないんじゃないか。」といった旨の悩みを言われたことがある。曰く、自分はコンカフェキャストらしくないそうだ。
ハッキリ言おう。巷で言うところのコンカフェキャストっぽい娘というと、幼い感じのアニメ声で、萌え萌えキュンとか言ってそうな娘なのだろうが、そんなもんはメディアが作り上げた偶像である。日本全国のコンカフェを巡ってきたが、そんな奴がいたら手書きの天然記念物認定証を送ってやりたいくらいである。
では、コンカフェのキャストちゃんは、やはりもっとカワイイ方が向いているのだろうか。そこもハッキリ言っておこう、コンカフェキャストになっている時点でキミは十分カワイイのである。もし、君よりカワイイ娘がいたとしても、誤差でしかない。どんぐりの背比べもいいところだ。コンカフェのキャストちゃんにとってカワイイは当たり前のことで、そこはキャストちゃん同士で差が付く部分ではない。
それでは、コンカフェキャストにとって重要なものは何か。それは、キャラという名の「個性」である。星の数ほどいるカワイイ女の子の中で客の印象に残るキャストちゃんは、他と違う何かがある娘だ。それはなんでもいい。ビールが心底好きならビール好きのキャラでいけばいい。他の娘より年上ならお姉さんキャラでいけばいい。頭が悪ければおバカキャラでいけばいい。要は、自分の特徴、なんなら欠点すら武器にして、そのキャラを発信していけばいいのである。
推されるとか考える前に、まずは相手の印象に残ることだ。カワイイだけでは埋もれるだけである。いわゆる「コンカフェらしい」娘を演じても、中途半端ならやはり埋もれるだけ。それくらいであったら、自分らしさを全面に出したほうが、自分も楽だし相手にも印象が残る、そういうもんである。
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